
「スランプ」の原因って何?脱出方法はどうすればいいの?
「何をやっても裏目に出てしまう」
「調子が悪くて、うまく力を発揮することができない」
あなたにもこういった経験はないでしょうか?誰にでも調子が悪くなったり、スランプに陥ったりすることはあるもの。では、どうして私たちはスランプに陥ってしまうのでしょうか?また、どうすれば調子を上げていくことができるのでしょうか?
スランプの原因を一言で言うとすれば「純粋意識」の力の活用領域が減っているからです。純粋意識とは、顕在意識、潜在意識のさらに奥深くにある無限のエネルギーを生み出す場所のことです。
(純粋意識について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)
ですが、ほとんどの人がなぜ調子が悪くなったのかがわかりません。
「考え方が悪かったのか?」
「心構えが悪かったのか?」
「行動が悪かったのか?」
など別のところに原因を探してしまいます。もちろん、結果としてそういった部分に原因があるのですが、根本的な原因はそこではありません。原因の根本は「純粋意識」にあります。
人は純粋意識が活用されている時は、顕在化される力が大きくなり、高いパフォーマンスを発揮することができます。反対に、純粋意識の力を活用できていない時は、本来の力を発揮することができず、様々なパフォーマンスが落ちてしまいます。
調子が悪かったりスランプに陥っている時は、日常生活を見直してみると必ず純粋意識の活用を邪魔することをしてしまっているはずです。食べ物も情報も人間関係も、私たちの周りには純粋意識の活用を妨げるものがあふれています。
注意深く見ていくと、今までうまくいっていたことがうまくいかなくなる時は、自分の周囲にある「純粋意識の活用を妨げるもの」に気づかない間に影響を受けてしまっています。
純粋意識の力を阻害する食べ物を食べたり、純粋意識の妨げになるものを見たり聞いたり、純粋意識の妨げになる人に触れたりすると「五感のすべて」が萎縮していきます。ふと気づくと暴飲暴食していた、生活リズムが崩れていた、部屋が散らかっていた、などはあなたにも経験があるかもしれません。
純粋意識の力の活用を邪魔するものとは?
ではどういったものが純粋意識の力の活用を妨げるのでしょうか?
代表的なもの挙げてみましょう。
①タバコ
タバコは感覚を粗大にしてしまい、一つ一つの行動を雑にしてしまいます。
純粋意識の活用を阻害する、最も代表的なものの一つです。
②お酒
お酒もタバコと同様、人の感覚を粗大にしてしまいます。お酒を飲んだ時におおらかになったり、普段言えないことが言えるようになるのは、感覚が鈍くなっているからです。
③ジャンクフード
レトルト食品やファストフード、ジャンクフードも純粋意識の活用を妨げます。例えば、犯罪を犯す子ども達は、毎日食べ物とは言えないようなものばかりを食べ、例外なく食生活が乱れています。
これは決して食生活が悪いと犯罪を犯してしまう、という意味ではありませんが、犯罪を犯す子ども達は食生活が乱れていることが多い、ということです。
④人間関係
人間関係も大きな要因の一つです。愚痴や不満ばかり言って、普段から純粋意識の力の活用を妨げている人と一緒にいれば、自分も純粋意識の活用を阻害されてしまいます。
どれだけ意思が強い人でも、もし仮に自分の周りがみんな犯罪者であれば、自分も犯罪者になってしまう可能性は上がります。人は良くも悪くも周囲の人の影響を強く受けるので、一緒にいる人は選ばなければいけません。
こういった、様々な要因によって、純粋意識の力がうまく活用できなくなってしまうと、スランプに陥ってしまうのです。
スランプから脱出する一つの方法
人はスランプに陥ると、「原点回帰」をしようとします。その代表的なものが、先祖のお墓参りや大切な人に感謝を伝える、掃除や整理整頓といったものです。なぜこういったことをするかと言うと、「純粋意識を活用したい」と無意識に感じているからです。
原点回帰の「原点」とは「純粋意識」に他なりません。
つまり、原点回帰とは純粋意識の活用のために行うものなのです。
ただほとんどの人がそのことを自覚しておらず、言葉にすることはできていません。
よく若い頃に好き勝手やった人が歳を取ると共に、原点回帰して家族や周囲の人を大事にするようになるのは、「純粋意識」が最も重要だということを肌身で感じているからです。
「技術」「行動」「思考」「心」こういったもののブレやパフォーマンスの低下の根本的な原因は純粋意識にあります。なので、純粋意識を無視して他の場所を強化しても、根本的な解決にはならず、また別の場所にうまくいかない原因を探し出すことになり、負のサイクルから抜け出すことはできません。
純粋意識の力を活用することがスランプを脱出する一番の近道なのです。